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第1回「幸せを呼ぶ住まいの風水」Dr.コパが解説〜幸せを呼ぶ住まいの風水とは!?

広さや価格などの条件がピッタリでも「風水がよくないから」と土地の購入を躊躇されるケースがあります。
でも本当に気にする必要があるのでしょうか。風水の達人であり一級建築士でもあるDr.コパさんにお聞きしました。

風水と住宅の関係は?

風水は「陰宅」と「陽基」の2つに分類されます。陰宅の対象はお墓。
人間は死んでも子孫を守ってくれるという考えから、どの地に埋葬するか、お墓の向きはどうするかなどが研究されてきました。一方で陽基の対象は都市計画や建物などで、生きている人が幸せになるための環境学です。発祥の地である中国の土地は広大なので埋葬地の選択肢がたくさんあります。だから陰宅を中心とした風水が発展しました。しかし日本は狭いですよね。だから陽基、つまり住宅に対する風水が発展してきたわけです。

[陰宅]お墓・先祖・子孫を守る[陽基]住宅・生きてる人・幸福に

住宅が対象というと家相との違いは?

実は家相も陽基の一部なんですよ。建物のみを見ている風水が家相です。そのほか陽基には地相や方位学も含まれます。

風水上よくない土地や間取りは避けるべきですか?

たとえば風水では暗い玄関はよくないとされています。だから北側の玄関は嫌われる。でも風水以前に太陽の光は誰でもほしいですよね。できれば明るい南側の玄関にしたい。とはいえみんながみんなそんな土地にめぐり合えるのはムリ。その対処法として風水が生まれました。つまりそれぞれの土地や建物の特徴を活かす学問が風水なんです。風水をうまく使えば避けるべき物件はありません。

では北側玄関や不整形地といった風水上よくないとされる物件の具体的な対処法は?

北側に玄関があれば、

  • 北風が直接家の中に入り込まないように、廊下を曲げたり戸を付ける。
  • 玄関まわりの色は暖色系にしてあたたかい印象にし、陰と陽のバランスをとる。

といった方法が考えられます。
また真四角ではない旗ざお地など不整形地もよくないと言われます。
でも実際には、東西南北の凸凹によってそれぞれに特徴があるというだけなんです。

逆に凹むとそれぞれが低下し、出っ張りすぎると「やる気が空回りする」といったデメリットもあります。でも対処法は全部あります。
たとえば僕のビル(銀座)は西側に凹んでいる土地に立っている。だから建物も西側に凹んでいます。その対策としてこの部分に植木を置き、内側の壁は空間を広げる作用がある鏡張りにしました。
これで効果は十分です。お金には困っていません(笑)。それにこの凹みのおかげで非常に安く土地が買えました。
まわりからは「コパは銀座で一番安く土地を手に入れた」と言われています。まさにもっけの幸い。

幸せになる土地を見つける秘訣は?

引越しのテーマを決めることです。「子どもが健やかに育つ家」「子育てが終わったので夫婦二人で落ち着ける家」など、それぞれに向いた物件があります。よく「家は財産」といいますよね。あれは間違い。本当は「そこに住むことで幸せになった家族が財産」です。だからテーマや運に合わせて転々と引っ越してOK。僕なんて歩く住宅ローンと言われるくらい引っ越ししまくっています。その方が幸せになれるから。物件探しの時はすこし背伸びした物件を探した方がいいですね。たとえば身分相応が2000万円なら2300万円とか。だって少しでも高ければ風水上もいい確率が高い。300万円で幸せが買えるならいいでしょ。しかも35年ローンで。あと風水と並んで年まわりとか占いを気にする人が多いけど気にしなくていいと思います。僕なんか仕事でいろいろな占い師に会うけどほとんど「コパさん名前ウソでしょ?生年月日もウソでしょ?だってこの画数や生年月日で幸せになれるはずがない」と疑われます。
それからこんな会話になる。

「奥さんいないでしょ?」「います、一人」
「お子さんいないでしょ?」「います」
「お金ないでしょ?」「ありますよ」

対処法のない悪い運や悪い風水というのはないんです。家は幸せになるための道具。
しっかり風水を勉強して、その時々で運を好転させる家に住めばいいんですよ。

ココがポイント!

風水上よくない土地や間取りだからといってあきらめないこと。 その土地の風水に併せた対処法をとれば問題ない。

[陰宅]お墓・先祖・子孫を守る[陽基]住宅・生きてる人・幸福に

最後にコパさんにとっての家のこだわりとは何ですか?

僕の今の家は家具にこだわって建てました。イタリアで綺麗な革のソファと大理石のテーブルを買ったんです。一方で妻は食器が好きなんですよ。本当にたくさん持っている。だからそれが全部入る棚がほしかった。もちろん今回のような地震が来ても割れないような。だからそれらが似合う家にしました。こんな風にやりたいことができる家が幸せな住まいだと思います。たとえば和服が好きなら、収納するたんす、その近くの自然光が入る場所に鏡、正座して着物をたためる畳、そして草履が入る棚があればいいんじゃないでしょうか。

以前プロゴルファーの家を設計しました。その人の希望はリビングで酒を飲みながらクラブを眺めていたい、できればそのままグラインダーをかけられる工房とスイングができるスペースと確認ができる大きな鏡もほしい、ということでした。だから造りましたよ、スイングしても大丈夫な天井の高いリビング横のスペースを。でも風水上「そこにクラブの収納を作っちゃだめ」という場合もあります。だったら運動するスペースとして設計すればいいだけのこと。

とにかく家を建てるなら「何がしたいか」が基本です。風水はそれが実現できるように取り入れていけばいいんです。

  • Dr.コパ
  • Dr.コパ

    本名:小林 祥晃(こばやし さちあき)
    1947年5月5日 東京生まれ。日大理工学部建築学科卒。
    建築家として設計事務所を主宰するかたわら、風水の家相・方位・インテリア学の第一人者として、「風水地理の理論」を展開。"Dr.コパ"の愛称で、雑誌・テレビなどマスコミでも活躍中。


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